阿 品 ア カ デ ミ ー

 

 

 

 

             会     報

 

 

 

 

 

                VOL.6

 

          (平成18年9月~平成19年8月)

 

 

 

 

 

 

 

            平成19年9月1日

 

 

 

 

       

         阿品アカデミー 会報  VOL.6 

 

 

                目  次

 

   御挨拶    会長  竹下虎之助         1

 

1. 平成18年度 学習記録              3

  

2. 平成18年度 講師一覧             11 

 

3. 会員の単位取得状況                11

 

4.平成18年度卒業証書授与者            11

 

5. 会計報告                    12

 

6.あとがき                     13

 

 付).阿品アカデミー会則(平成14年9月1日改正)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           御 挨 拶

                 会長  竹下虎之助

 

今年最大のイベントの一つ、参議院選挙が終ったところです。

「惨敗」とか「歴史的敗北」という大きな見出しが新聞を飾っています。自民党の予想外の不振を訴えています。

 2005年の小泉首相の「郵政選挙」とは百八十度異なる結果となった。 二年前に自民党を大勝させた無党派層が今度は一気に民主党へいった。 いかなる理由によるものか。

 新聞では「安倍首相」に辞任に値する審判であるとか、国民が「安倍政治」は自分たちの方を向いていないと受け止めたからとか、さらに、国民による安倍政治への不信任と受け止めるべきであろうと言っている。

 国民が最近の政治に対して期待していたのは年金問題であった。

最初、年金問題の所在について政府、与党の反応は鈍く、所管の大臣の暴言もあり、加えるに新聞の世論調査では圧倒的に政府の評価は低く、大急ぎで首相みずからこの解決に動き出した。

 「政治とカネ」の問題も甘く見ていた。 そのうち現職閣僚が自殺すると言うような前代未聞のことが起こっている。

閣僚の発言、失言を含め当人の緊張感の欠如、首相の指導力についても国民は不満を持ってきた。

組閣当初から総裁選の論功や、自分の仲間重視の人事だと言われたが、安倍首相の人事の甘さが続出している。

 「安倍内閣」は、「戦後レジームからの脱却」を政策の柱として、

いずれ、憲法改正までやりたいようであるが、これらのことは今の政治の最優先課題ではあるまい。

今回の参議院の選挙の結果、衆議院と参議院のネジレ現象が、いよいよ現実のものとなってきた。政治の運用は極めて難しい局面を迎えている。

 まず当面の課題、例えば年金改革、税財政改革、地方の分権改革などに取り組んでゆくべきではないか。

 今回定員一人区では大抵民主党に議席を取られている。

「一人区」の地域格差」是正がなくては次回もまた同じ結果になるであろう。

更に大きな問題が伏在している。731日の新聞によると「民主

           −1−

350議席と大躍進、自民は89議席と大惨敗」

参議院選挙比例代表で自民、民主両党が獲得した票数を衆議院の小選挙区、比例代表ブロックに割り当て、現段階で衆議院選挙をやった場合の結果を予測してみたところ、こんな衝撃的な数字が浮かび上がった。と解説している。

今回の選挙の党派別得票数を基礎にして、選挙区など衆・参議員

の選挙は一緒にはならないものの、思い切って次の衆議院選挙に当てはめた場合、こういう数字、得票比になるということである。

選挙のこわさをよく示している。

 さて、今年度も事務局の皆さんの御努力、講師の皆さんの御協力などにより、予定以上の学習が出来たと思う。

関係の皆さんに御礼申し上げなくてはならない。

                (平成19730日記)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             −2−

1.  平成18年度 学習記録

 

   講演会 

 

   環境講座

 

   アジア講座

 

   健康講座 「画像診断の現状」

 

   自然講座 「野生植物の生活」

 

   自然講座 「天文学」

 

   国際理解講座 「アメリカ海兵隊と岩国基地」

 

   生活科学講座 「地球観測衛星」、「橋の話」

 

   芸術講座 「芸術は時代を映す鏡」

  

   文化講座 「宮島学事始」

 

   文化講座 「日本文化の源流」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              −3

 

講演会

年月日

内     容

講 師

出席者

H1.9.3

「インド」

経済成長著しいインドについての解説。 IT産業を中心に、その経済成長は目覚しいものがあり、ソフト開発では世界の中心になっている。

竹下虎之助

会長

44

 

環境講座

年月日

内     容

講 師

出席者

H19.4.21

「燃料電池の現状と将来」

環境負荷が少ないことで脚光を浴びている燃料電池の開発の現状と問題点

林 俊治氏

15

 

アジア講座

年月日

内     容

講 師

出席者

H19.5.26.

「インドのIT産業の現状と世界経済」

今や、50万人を越えるインド人IT技術者が世界中のソフト開発にあたっており、世界経済の原動力になっている

Dr. サシパリ・ラオ氏

18

 

健康講座   

年月日

内     容

講 師

出席者

H18.10.28

 

「画像診断の現状」

MRI(核磁気共鳴画像法)の原理とその技術でわかること、MRI,CTとの違い、使い分けとそれぞれの特徴

核医学検査の種類と特徴

電子カルテの説明

藤川光一氏

(厚生連 広島総合病院副院長)

33

 

 

 

               −

 

自然講座    「野生植物の生活」

年月日

内     容

講 師

出席者

H18.10.30

「自然観察」 第4回 

もみの木自然公園での自然観察と教龍寺の梵鐘見学、および中津谷渓谷

の紅葉観察

渡辺増富氏

(元、皆実、国泰寺、廿日市高等学校教諭)

28

 

 

自然講座  「天文学」

年月日

    内     容

 講 師

出席者

H19.8.4

「夏の星座と木星観測」

研修室での天文学の基礎、および木星の観測の実際と方法に関する講義と屋外に出ての木星の観測。

 

佐藤 健氏

(元広島市こども文化科学館職員、

東亜天文学会評議員)

103名

 

 

国際理解講座

年月日

    内     容

 講 師

出席者

H18.11.11

「アメリカ海兵隊と岩国基地」

アメリカ海兵隊と日本との最初の出会いはペリー提督の来航であり、非常に古い。その役割と現在の姿、岩国基地との関連を通じて、米軍再編の姿を考える。

橋本金平氏

21

 

 

 

 

 

 

 

              −

 

生活科学講座 

 

「地球観測衛星」  「橋の話」 

年月日

内     容

講 師

出席者

H18.10.14

「地球観測衛星」

地球観測衛星と気象衛星の違いと現状

それらを打ち上げるためのロケット技術の歴史と現在

片岡秀雄氏

15

H18.12.16

「橋のいろいろ」

いろいろな形と役割の橋の紹介。橋の歴史と人々が橋に対してもってきた感情とその理由

田辺粛郎氏

25

H19.1.20

「橋のできるまで」

橋の計画段階から設計、製作、架設、維持管理までの流れと各段階でどのような人が働いているのか

同上

23

H19.2.17

「橋にまつわるいろいろな話」

伝説、神話、文学、芸術、映画、音楽、郵便切手など各分野で取り上げられてきた橋

同上

25

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            −

芸術講座  「芸術は時代を映す鏡」

年月日

内     容

講 師

出席者

H18.9.30

「ゲルニカの今日的意味と岡本太郎」

ゲルニカ空爆は、無防備都市の一般市民を攻撃したものであり、その後の戦争における無差別攻撃の嚆矢である。ピカソがそれに気づいて世界に発した警鐘であり、岡本太郎にも引き継がれている。

森川紘一郎氏

(周南市美術博物館館長)

19

H18.11.25

「現代芸術の鑑賞」その1

わかりにくいといわれる現代芸術の見方について。その芸術家のいわんとするところを、価値観を同じにしてみなければわからない。

同上

23

H19.1.13

「現代芸術の鑑賞」その2

芸術家の感性は一般人よりも先進的な場合が多く、鑑賞する人が追いついていないことが多い。今の芸術の価値が定まるのは将来のいつかであり、今はおもしろいかどうかという見方でよい。

同上

23

H19.2.28

NHK日曜美術館 30年展」

広島県立美術館で開催中の展覧会を現地で鑑賞した。

同上

28

H19.6.23

「現代芸術の鑑賞」その3

ものの見方はその人の感性で違っている。男子用便器に「いずみ」という作品名をつけた芸術家もいれば、大量消費時代への警告を込めた作品をつくる人もいる。これらは従来の芸術観では理解できない。

同上

25

 

 

 

― 7 

文化講座  「宮島学事始」

年月日

内     容

講 師

出席者

H18;8.19

「宮島信仰」宮島信仰の起源は推古天皇の時代に西から到来した3女神と言われており、それに弘法大師信仰が加わり、平清盛が篤く信仰したことにより今の形の原型ができた。

岡崎 環氏

(廿日市市観光プロモーション室室長)

24

H18.9.17

「まちの暮らし」

宮島はいろいろな要素が混在したまちになっており、これらの要素を神社関係者と住人たち、周辺住民がうまく利用してまちを作ってきた。

同上

22

H18.10.21

「平家物語の世界」

平家物語で語られた宮島と琵琶法師

同上

19

H18.11.4

「宮島の災害」

厳島神社の直ぐ後ろは原生林であり、急峻な弥山の山裾であるとともに、海上という位置関係から、過去何度も自然災害に遭ってきた。

そのたびに災害をうまく利用して今の形に整えてきた。

同上

22

H18.12.16

「軍と宮島」源平合戦、毛利-陶の戦

は別として、宮島は広島湾の入り口にある関係上、軍事的に大きい役割をもってきた。特に、海軍力が重視された時代には砲台が設けられていた。

同上

26

H19.2.17

「宮島の一年」

厳島神社が最も大切にしている祭りは、毎月行われる月次祭である。

これ以外に大祭として桃花祭、管絃祭、菊花祭、御鎮座祭があり、そのほかの祭りや各摂社、末社で行われる祭りなどを合わせれば、非常に多くの祭り、行事が行われている

同上

26

              −

文化講座  「宮島学事始」

年月日

内     容

講 師

出席者

H19.3.24

「旅日記に描かれた宮島」

過去多くの人々が宮島を訪れ、旅日記としてその時の宮島について記録を残している。

これらを通じて知ることの出来る宮島の歴史も多い。

岡崎 環氏(廿日市市観光プロモーション室室長)

25

H19.4.21

「第1回宮島検定」

1月に行われた宮島検定の出題内容の紹介と、その出題の背景など。

岡崎 環氏

(廿日市市教育委員会文化課課長)

25

H19.5.19

「宮島の寺院今昔」

江戸時代には28か寺あった島内の寺が現在は8か寺のみになっている。その理由と各寺の現在と役割。

同上

28

H19.6.16

「宮島の自然 その1 地形」

周囲約39km、最高峰の弥山、それをとりまく原生林。 これらを宮島はどのように保存し、利用してきたか。

同上

28

H19.7.21

「宮島の自然 その2 動物」

鹿と猿は宮島を代表する動物であるが、双方とも最初から生息していたわけではなく、神の使いとして他所から導入したものである。

また、ミヤジマトンボなど、固有の生物も報告されている。

同上

30

H19.8.18

「厳島神社の摂社、末社」

同上

 名

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              −

文化講座 「日本文化の源流」

年月日

内     容

講 師

出席者

H19.2.24

「日本文化とは」

現代の日本文化を構成する要素には中国の漢字文化に源流があるものが多い。

山根三芳氏(高知大学名誉教授)

28

H19.3.17

「五節句」

五節句はもともと、中国において季節の変わり目ごとに邪気を祓う目的で始まった。

漢字の始まりは殷の時代に発展した甲骨文字であり、漢時代におおよそ今の形になった。

同上

25

H19.4.14

「孔子に関連する施設を巡る」

儒学は孔子が創始した哲学であり、仁、義をその中心におく

同上

24

H19.5.12

「儒学 その2 孟子」

孔子によって創始された儒学は、その後、曽子、子思に受け継がれ孟子によって完成された。

同上

25

H19.6. 9

 

 

 

「桃の節句 上巳の節句」

処世訓として、儒学的な理想主義のみではうまく行かない。ここに知足に代表される老荘思想の「道」という考え方が発展した。

同上

25

H19.7.14

「韓非子のおしゃべり」

乱世を収める場合の思想的よりどころとして発展した法家の思想について

同上

15

H19.8.25

「孫子の兵法」

兵法はなにも戦争に限ったことではなく、会社経営にも実用されている。

同上

 名

 

 

 

― 10 

 

2.  平成17年度講師一覧

  今年度に講師をお引き受けいただいた方々は次の通り8名様でした。 篤く御礼申し上げます。

 藤川光一様    健康講座 「画像診断の現状」

 岡崎 環様    文化講座 「宮島学事始」

 渡辺増富様    自然講座 「野生植物の生活」

 森川紘一郎様   芸術講座 「芸術は時代を映す鏡」

 山根三芳様    文化講座  「日本文化の源流」 

 Dr. サシパリ・ラオ様   アジア講座 

「インドIT産業の現状と世界経済」

 佐藤 健様   自然講座  「天文学」

 田辺粛郎様   生活科学講座 「橋の話」

 

3.  会員の単位取得状況  平成19年8月1日現在

  0単位      4名

  1~10単位 38名

 11~20単位 19名

 21~30単位 16名

 31~40単位 10名

 41~49単位  9名

 50単位以上   6名

  合計    102名

 

4.平成18年度卒業証書授与者  9

城戸秀元(阿品台1丁目)   3回目

      田辺粛郎(阿品台1丁目)   3回目 

    橋爪恭子(阿品台1丁目)   3回目

    本田公韶(阿品台1丁目)     3回目

        富永通康(阿品台1丁目)   2回目

    塩田喜彦(阿品台2丁目)   3回目

    御神本一夫(阿品台2丁目)  1回目

    岡山峰盛(阿品台2丁目)    1回目

    山崎 傑(阿品台北区)     3回目

       以上 9

            −11−

5.  会計報告(平成19年8月1日現在)

 

 収入

  前年度繰越金  78,179

  講座会費    46,800      

  利  息      17

  収入合計 円  124,996円    

 

 支出

  会報印刷費   20,150(振り込み手数料を含む)

  用紙、文具費   7,318  

    講師交通費      10,000

  支出合計     37,423

 

                  

  次年度繰越金  87,573

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              −12

6.  あとがき

阿品台住民の平均年齢が58歳と聞いたのが4年半前だった
と記憶しています。もう現在の平均年齢は60歳を越えている
のではないでしょうか。 
阿品アカデミーの運営と参加者も老荘世代の活躍で、6年間継
続する事が出来ました。
今年度も多くの領域で質の高い講義が実施された事は講師の皆様のお陰です。深く感謝いたします。
 東京への一極集中、核家族化という社会にあって阿品アカデ
ミーの老荘世代がパワーを発揮して、啓蒙活動から地域社会づく
りになにがしかの貢献ができているとすれば事務局として嬉しい限りです。
阿品アカデミーのパワーに関連し皆様にご報告しておきます。
日本各地で繰り広げられています御当地検定がここ廿日市市で
も「宮島検定」として本年1月に第1回が実施されました。
身近にある世界遺産!されど意外と知らない宮島と言う事で、
昨年度から文化講座「宮島事始」が始まりました。この講座を
熱心に受講していたアカデミー会員が宮島検定試験にチャレンジしゴールド認定、シルバー認定合わせて7名が合格されました。アカデミー会員の高合格率には「宮島学事始」の講師岡崎氏もびっくりされていました。
 一方で阿品アカデミーの講座参加者がやや固定化されている
現実も気になります。老荘青と言う世代を超えた活動が出来ないものかと考えております。

この課題に対して、本年8月に開講した天文講座では小学生を中心に子供たち30名とその親たちなど100名を超える参加者を見たことは、阿品アカデミーに新しい歴史をきざんだものと思います。

今後もこのように世代を越えて活動出来る様になった時、アカデミーの社会貢献は新たな次元に入ると信じております。
活動が7年目に入る阿品アカデミーに対し、一層のご支持が得られるよう 事務局員一同努力をしてまいるつもりです。
皆様からの暖かいご意見、ご支援、ご協力をよろしく御願い致します。

         平成19年8月  阿品アカデミー事務局

             −13−

 

  付)           阿品アカデミ-会則

                                  制定平成137月1日

                                  改正平成14年9月1

1  本会の名称

 本会は 「阿品アカデミ- と称する

 

2  本会の目的

 いま、放送大学を始めとして、各種通信教育、大学の公開講座、社会人入試等生涯学習 に対する関心が高まっている。

 これは、自分の能力を更に高め、より充実した生涯を送りたいという気持ちの顕れであ る。

 そこで、一般市民で構成するボランティア組織が中心となって、阿品に居住する住民が 身近で気軽に参加でき、知的要求を満たすべき学習の場を提供し、併せて住民相互の

 コミュニティ- を高め、より楽しく、住みよいまちづくりの一環とすることを目的とする。

 阿品とは、当面阿品台公民館管内とする。

 

3  推進母体

 本会を運営する推進母体として「阿品アカデミ-事務局」を置く。

 

4  会長

 初代会長は 竹下虎之助氏とする。

 

5  会員

 阿品地区に居住している住民で、当会の趣旨に賛同し、登録した者を会員とする。

 会員は講師、学生、事務局員で構成する。

 1) 講師は自薦、他薦を含めた各種情報により事務局で把握し、依頼する。

  講義内容、時期等は講師と事務局、学生の間で調整して決定する

 2) 講義を聴講する者を学生と呼ぶ。

  但し、講義の聴講は会員外も可とする。

 3) 事務局員は会員の内、有志若干名がこれに当たり「阿品アカデミ-」を運営する。

 

  講師は必要に応じて地域外の専門家を招聘することも可とする。

  学生についても当地域外の住民の参加も可とする。

 

6  課程の構成

  課程は一般教養科と専攻科の2種類とする。

  一般教養科

   一般教養科の講義は、各講師の得意分野についての講演会形式とする。

  専攻科(講座)

   特定の課題についての継続的な研究会とし、講師は都度適任者に依頼する。

   継続期間は講義の内容、講師の都合、学生の要望により講座毎に決定する。

   研究会の実施方法は講師と学生の協議によって決定し、その活動は講座毎の自主管   理とする。

   又、可能な範囲で学生が自主研究を行い、そのレポートにより研究会を実施する。

   課程の内容については

   反社会的なもの・特定の宗教の教義を広め、信者を養成しようとするもの・

               付 1

特定の政治団体、政治家の主義を推進し、支持し、あるいはこれに反対するもの・   特定の個人、公職者、企業等への支持、反対を唱えるもの・営利目的のもの等本会   の趣旨に反するものは取り扱わない。

  これらは事前に事務局で調整するものとする。

 

7  講義

  1講義は2時間を標準とする。

  1講義の構成は講演とそれに続く質疑応答、討論、意見交換とする。

  実習を伴うもの、野外活動を要するものは、講師と学生の協議により決定する。

  専攻科については、講義の最後に事務局主導で行うアンケ-ト調査により、以後の

  具体的な運営要領を希望学生と協議し決定する。

  講義開催日、時間は講義内容、講師の都合等を勘案して設定する。

  会場の都合や、講師の都合によりやむなく直近になって休講する場合は代講、延期等  の措置及びその広報は事務局が行う。

 

8  単位

   各講義への参加によって単位を取得するものとする。

   また、日赤看護大学の公開講座、文化部主催の講演会等、事務局が認定した催し物に参加した場合も当会の単位として認定する。

 

  

  講義の種類

  単位数

 単位取得の条件

    管理方法

 

 一般教養科目

 

 

 専攻科目

 

 

 

 看護大学公開講座

 

 

 

 文化部講演会

 1講義につ

 1単位

 1講義につ

 1単位

 5単位

 

参加1回に

 つき1単位

 

 参加1回に

 つき1単位

  講演会参加

 

  研究会出席

 

レポート提出

 

 公開講座への参加

 

 

 

  講演会参加

  出席者名簿による。

   

出席者名簿による

 

講師からの申請によ

 

  自己申請による

 

 

 

  出席者名簿による

  レポートの単位数については、その内容により講師が認定する。

 

 

   各学生毎の取得単位数は事務局で集計し、各年度末に各人に通知する。

   累計50単位取得した学生には年度末に卒業証書を発行する。

   卒業した学生の再入学も可とする。

9  年度

   平成1391日から平成14831日までを初年度とし、以後91日か   ら新学年とする。 但し、入退会は随時とする。

 

10    教室

  教室は原則として阿品台公民館の研修室を利用する。

 

11    謝礼及び学費

  一般教養科の講義については講師謝礼は無料とする。 一般教養化,専攻科とも資料代等として参加学生から1回につき 100 円を学費として徴収する。

  実費が不足する場合は講座毎に清算する。

             付 2

 徴収した学費の管理は事務局がこれにあたり、年度末には収支をとりまとめ、会員に報告する。 なお、学費は運営実績により見直すことがある。

 

12    会報

  年度末には年間の活動報告書を発行する。

  講演概要、各研究会レポ-トをここにまとめ、希望者に有料で配付する。

 

13  広報

  広報は「阿品台公民館だより」、および「阿品アカデミーニュース」によることを原則とする。

  「阿品アカデミーニュース」は各月初めに発行し、登録会員の自宅へ配布する。

  -ムペ-ジを立ち上げ、時期が熟せばインタ-ネット上での広報を第一とする。

 

14 会員の義務

  会員は、本会の趣旨を理解し、自己の研鑽に努めると共に、会の運営に誠意をもって  協力する。

 

15  退会

  1年間以上にわたって単位取得のない学生は退会したものとみなす。

  他の会員に迷惑をかける行為があった場合には、事務局員の総意により退会させるも  のとする。

 

付則 本会則は平成1371日より施行する。

   改定  平成1491

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              付 3